おにぎりダイエットとは、文字通りおにぎりでダイエットを実践していこうという方法です。
なぜご飯なのか?という疑問が湧いてきます。ご飯などの 「炭水化物」 が俗に太る原因とされて
いるからです。実際にはご飯自体にはそれほどの太る原因は無いといわれ、その他のおかずなどの
食品に、主たる原因があるのだともされています。ご飯には難消化性デンプン質(アミロース)と
いう食物繊維と同様の働きをする成分が大量に含まれています。 さらにご飯を食べる際には、“よ
く噛んで”食べなければ体内に取り込めないので、血糖値の急激な上昇度合いも防げるとされてい
ます。また、ご飯には糖質を燃焼させるのに必須なビタミンB1が多量に含まれています。
糖質燃焼をサポートするわけです。だから、ダイエット中でも欠かせない食品の一つに括られるこ
ともママあります。
ご飯自体は、低インシュリンダイエットや食べ合わせダイエットなどで知られるようになった 「G
I値」 では高数値を出しています。高い数値を出す食品は、それだけ体内に入るとブドウ糖へすば
やく変身してしまうため、血糖値も急激に上がってしまうので、 余った分が余計な中性脂肪として
体内に蓄積されてしまうことになります。 これは炭水化物食品のなかではご飯、それにパンに当て
はまるといえます。 おさらいをしておきますと、血糖値が急激に上がると、インシュリン値も急激
に上がりますので副作用として余分な中性脂肪が取り込まれてしまいます。
これへの対処法としては、白米や白パンなど、うどん‥から、玄米や全粒粉パン、お蕎麦などに置き
換えることで済みます。ただし、市販のお蕎麦などはそば粉と小麦粉の配合割合で後者が勝っている
場合もありますので効果が半減してしまうことになりかねません。ただ、そこまで余計な神経を使っ
てまで食材を選り好みすることもないでしょう。
ちなみに同じ炭水化物食品のなかでも、餅 → 精白米 → 赤飯 → 玄米 、パンであれば、フランス
パン → 食パン → ロールパン → クロワッサン → ライ麦パン → 全粒粉パン 、麺類であれば、
うどん → そうめん → スパゲッティ → 中華麺 → お蕎麦 ‥ といった順番でそれらのGI値の
数値が低くなっていきます。 当然、低い数値の食品群から選んで食べていけばよいことになります。